5月17日の【情熱大陸】(TBS)では人気絵師山口晃さんの個展創作の裏側に迫ります。

日本画のように繊細であったり、草子のように自由だったり。大和絵のような壮大な街並みの絵では、一枚の絵の中に過去も現在も混在している。時間の概念がなくなり、空想なのか現実なのかもわからなくなる不思議な絵です。

それでいて、どこか、ふっと力を抜けるようなラクな感覚にもなります。いい意味で漫画っぽい面白さがあります。

山口晃さんの絵は、今大人気で描く前から予約待ちになるとか。

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山口晃さんとは

profile

山口晃(やまぐちあきら)さん。意外にも学生時代は油絵を専攻されていました。

 

  • 1969年:8月2日東京都生まれ(群馬県桐生市で育つ)
  • 地元の高校を卒業、私立美術大学を一年で中退後
  • 1994年:東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
  • 1996年:東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了
  • 1997年:会田誠に誘われ「こたつ派」展に参加
  • 2001年:岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞を受賞
  • 2013年:『ヘンな日本美術史』で第12回小林秀雄賞を受賞

引用wikipedia

油絵がやりたい!というわけでなく、芸術大学を受験するためにならったのが、たまたま油絵だったそうです。

西洋美術に行き詰りを感じたとき、自分に流れる日本人の血に目覚め、今のスタイルになったようです。

優しそうな外見のとおり、人柄もよいと評判。

とにかく「遅筆」。創作中の情熱大陸での密着は苦ではなかったのかな、と心配しました。

山口晃さんの作品

header02出典http://atky.cocolog-nifty.com「百貨店圖 日本橋三越」(2004年)

緻密ですね~デパートの三越なんですけど江戸時代のような。この画像じゃよく見えないけど、通行人も面白いです。

6970出典http://event.japandesign.ne.jp「前に下がる下を仰ぐ」

色彩が綺麗ですね。人物はご本人かな。水戸芸術館現代美術ギャラリーで先日まで開催されていた個展のポスター使われています。

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出典http://tabloid-007.com/archives「絵馬圖」(2001年)

私、こんな感じ好きです。

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こちらの「すゞしろ日記」では山口さんの奥さんのことなんかも書いてあります。

 

また、美術館でみると絵の大きさもありますし、じっくり楽しめるかと思います。細かいところもよく見てみたいですね。