今回のしくじり先生は「カンニング竹山」が先生です。
今や芸人としても中堅、俳優もこなすカンニング竹山が何にしくじったかというと、借金問題。売れる前の話ですけど。28歳で450~460万の借金があったそうです。クビがまわらなくなり債務整理をしました。
自分が選んだ道とはいえ、芸人さんは売れるまで大変だといいますものね。しかも売れるのなんて、一握り。当時から付き合っていた奥さんも大変。
「芸人は借金しているくらいがかっこいい!」と思っていたそうで、安易に借金を繰り返し周りの人に迷惑をかけていたことを反省し、「俺みたいになるな!」と反面教師として教壇に立ちます。
カンニング竹山といえば、とんねるずの番組でポンと大金を払いハワイのアイスクリームのオーナーになりました。(前記事⇒「タケヤマシェイブアイス」カンニング竹山、ハワイで社長になる)
太っ腹で気前がいい、お金があるならかっこいいですが、お金のないときは大敵です。
無茶な借金を繰り返し、取り立て屋が家にまでくるようになってしまいました。闇金にも借金していたようです。
はじめ弁護士に債務整理を相談しようとしたらしいのですが、費用がかかる。そこで弁護費用のいらない裁判所の「特別調停申し立て」を行ったそうです。
まず、申立て委員の人が2人ぐらいきて、一週間ほど本人がどのような人物か調べあげる面接があるそうです。そこでお説教やいい話をきいて心を入れ替えたようです。
芸人としてプライドのあるからバイトをしないという竹山に「笑わせてみなさい」という申し立て委員の人。そこで思いついた一発ギャグが大スベリ。委員の人が大激怒したとか。適当なギャグだとばれたみたいで。
そんな本気のぶつかりあいもあり、本気で借金を完済したそうです。
そんなエピソードも出るでしょうか。
経験者だからこそ伝えたいリアルな言葉。面白く切実にレクチャーしてくれそうですね。