鉄拳パラパラ漫画の最新作『お父さんは愛の人』が、7月26日に公開されました。

鉄拳のパラパラ漫画といえば『振り子』が有名ですよね。泣ける!感動する!と日本だけでなく、海外でも評判になりました。

心をぐしゃっと鷲づかみにされて、涙がぽたぽた落ちてくるような、淡々とした絵のタッチからは想像できない衝撃的な作品でした。

今回の最新作『お父さんは愛の人』も、涙腺崩壊の号泣作品と評判になっています。

早速その作品をみてみましょう。

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鉄拳『お父さんは愛の人』


出典:youtube

だめだ。心を鬼にして一滴の涙も流さずみてみようと思ったのですが、結局号泣してしまいました。

<あらすじ>

主人公の女性の子供の頃のお父さんとのエピソードから始まります。

困ったことがあると、いつも助けてくれる頼りになる優しいお父さん。父子家庭のようです。不器用な父は「ごめん」が口癖ですが、一生懸命な姿に笑顔になる二人でした。

成人した娘はお嫁に行きますが、身重で離婚、実家に帰ってきました。父、娘、孫の3人での生活が始まります。

老いた父は認知症を発症してしまいました。

父の介護が続く日々。娘は精神的にも疲れてしまいます。

ある日、父の下の世話をしているとき、父が「ごめん」とつぶやきます。その瞬間に子供の頃の思い出がよみがえって・・・。

 

(株)くらしの友「つたえたい、心の手紙」を読んだ鉄拳さんが、手紙に綴られた今は亡き家族との厚い絆をパラパラ漫画で再構成。実話が元になっています。

自分と重ねてみてしまいます。今は親も元気ですが、いずれ老いてくる。認知症、介護は今じゃ一般的ですし。将来の現実的なことでしょう。

親って、自分が子供の頃の若い親の印象のままだったりします。今から介護は想像できないし、想像したくないのが本音です。やるせない気持ちになってしまいそうで。

この手紙を書いた樋口さんは、お父さんの介護のときに嬉しかったといいます。「やっと恩返しができる」と。私もそんな気持ちになれるんでしょうか。

代表作『絆』

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お笑い芸人だった鉄拳さんがパラパラ漫画で有名になった代表作です。

出典:youtube

泣けない場所では見ちゃいけませんね。