ついに佐藤健さん主演のドラマ『天皇の料理番』(TBS)が最終回を迎えます。7月12日21:00~90分SPで放送。

無駄に泣きたくないと思い初回こそ見逃しましたが、第2回以降は覚悟して毎回泣きっぱなしでした。途中、兄やん役の鈴木亮平さんと俊子役の黒木華さんの顔を見るだけで泣けてしまうという。パブロフの犬状態。

主題が”真心”なんですよね、このドラマ。”真心”に泣けてしまうなんて、自分を善人と思ってもいいでしょうか。

毎回涙している人は多かったようです。最終回にむけて、前回までの視聴率と、個人的に一番泣いた場面を思い出してみます。

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『天皇の料理番』視聴率

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1話 4/26 15.1%(108分)
2話 5/3 11.4%
3話 5/10 12.0%
4話 5/17 12.7%
5話 5/24 14.5%
6話 5/34 14.1%
7話 6/7 14.9%
8話 6/14 15.3%
9話 6/21 16.7%(64分)
10話 6/28 16.1%
11話 7/5 16.8%
12話 7/12 ??%(90分)

出典:http://artv.info

11回までの平均視聴率は14.59%です。

後半にむけて視聴率があがっているので、きっとクチコミで”このドラマいいよ~”と広まったんでしょうね。

今夜最終回はどこまで伸びるでしょうか。

『天皇の料理番』1番泣いたシーン

バンザイ軒で働いていた篤蔵のところへお母さんがやってきて、パリ行の通帳を渡し、兄やんの手紙を読むところです。

鈴木亮平2

兄やんは自分が相続するはずだった土地を売って、パリ行のお金を工面するのです。弟を応援する気持ちだけじゃなく、自身の将来の無念さが正直で。

篤蔵の行動を、許せないけど許したい父親の親心も素直にひっぱりだしてくれて。お兄さんがいなかったら、天皇の料理番にはなれなかったですよね。

それまでの鈴木亮平さんの役づくりがすごかった。やつれ方が病人にしか見えないし。余計に見ていて辛くなりました。正直、いつ死ぬか毎回ひやひやもしていました。

そんな兄やんの思いが濃縮されたシーンでした。

主人公の篤蔵には”まったくこの男は!”という場面も少なくなかったのですが、正直で素直なところがみんな憎めなかったんでしょうね。

最終回は泣きおさめになるでしょうけど楽しみです。