破天荒な漫画家、故赤塚不二夫先生のひとり娘・赤塚りえ子さんが、3月5日放送の「世界一受けたい授業」に出演します。

「天才バカボン」「おそ松くん」などを生み出した天才漫画家と呼ばれる父・赤塚不二夫さんの”すごさ”を語られるようです。

昨年は赤塚不二夫の生誕80周年。大人になった「おそ松くん」のアニメ「おそ松さん」が大ヒットしました(現在も放送中)。赤塚不二夫さんも喜ぶんじゃないかと思うほどはちゃめちゃで面白いです。

自由で突き抜けたイメージの赤塚不二夫さんの娘さんとは、どのような方なんでしょう?赤塚りえ子さんの経歴やエピソートを調べてみました。

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赤塚りえ子とは

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出典:http://asahi.co.jp/

1965年3月11日、東京都出身。

1973年(8歳のとき)両親が協議離婚。赤塚姓のまま母親に引き取られる。

高校卒業後、映像芸術の専門学校へ。1年で中退。京唄子・鳳啓助の劇団などで活動。19歳のときに、父とテレビ番組「オールスター家族対抗歌合戦」に出演。

20歳のとき、ヌード写真を「フライデー」に掲載。これは父の要求で長友健二に撮影されたものです。父が娘にヌード写真を・・・理解を超えます。りえ子さん、今ではいい思い出とのこと。

1989年、24歳のときにアルバイト先の新入社員と結婚。3年で離婚。

1994年、渡英。英語、アートを学ぶ。英国への定住を目指す。

1997年、ロンドンに移る。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジファインアート科に入学。在学中から展示会に参加、卒業制作展でギャラリーにスカウトされる。現代美術家として活躍されています。

りえ子さんは両親の影響もあって、将来は美術関係の仕事につくと思っていたそうです。

2002年、37歳のとき33歳の英国人男性と再婚。2005年、英国の永住権を取得。

2006年、赤塚不二夫の2番目の奥さんで、フジオ・プロの社長であった赤塚眞知子さんが死亡。急遽帰国し、フジオ・プロを引き継いで社長に就任します。

赤塚不二夫さんと元奥さん(りえ子さんの母)と2番目の奥さんは不思議な関係で、再婚の橋渡しをしたのが元奥さんだったとか。3人の仲は良好だったようです。

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出典:http://hon.bunshun.jp/

2008年、母・登茂子さん死亡。3日後には父・赤塚不二夫さん死亡。両親を短期間に相次いで亡くされました。

悲しみのどん底にいるりえ子さんの夢に赤塚不二夫さんが現れて「りえ子、生きなさい」と元気を与えてくれたそうです。

おそ松さんの大ヒット

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出典:テレビ東京・あにてれ

赤塚不二夫の生誕80周年企画として、アニメ「おそ松さん」(テレビ東京月曜深夜 1:35~)が社会現象といえるほどヒットしています。

おそ松くんの主人公の六つ子が大人になり「成長してニート」になった設定です。

昭和の漫画は受け入れられないんじゃ・・・なんてとんでもない。ギャグもブラック、他のアニメのパクリあり(これは問題になったようです)、BLの世界につっこんでみたり。

話題になって観てみたのですが、ぶっとんでいます。ハマりそうです。

日テレでは「天才バカボン」が実写化、金曜ロードショー3月11日放送。おかずクラブのオカリナがバカボン役です。今回の「世界一受けたい授業」にも出演。

実娘の語る赤塚不二夫ワールド、感動の秘話はどんな話が聞けるのでしょう。