ドラマ【天皇の料理番】面白いです。
初めにいうのもなんですが、前回までの軽~いネタバレ感想や次回のあらすじを含みますので、まっさらな気持ちでドラマを楽しみたい方はご注意を。
【天皇の料理番】第3話感想
第3話は黒木華演じる俊子に泣かされました。いじらしすぎたり、感動したり、いちいち泣けましたよ。第3話はまさに俊子回、黒木華の回でした。篤蔵の両親じゃないけど、「俊子に幸せになってもらいたい」本当にそう思います。
料理人としても夫としても覚悟を決めた篤蔵が俊子に送った手紙。最後に「ジュテーム」と書いてありました。「ジュテーム」の意味がわからずに戸惑う俊子が可愛い。今すぐ意味を俊子に教えてあげたいと思った視聴者は多かったはず。このくだり、後で回収されますよね。
続いて第4話で気になる登場人物は、同僚の山上辰吉(柄本佑)とお兄さんの周太郎(鈴木亮平)。
辰吉は生真面目で努力家。まだ下っ端見習いとはいえ、篤蔵の先輩です。上からも目をかけられ、家族の為にと勢いも加速している篤蔵は脅威です。ライバル視して関係がこじれないか心配で!
さんま辰吉と柄本辰吉
堺正章さん版の【天皇の料理番】では柄本さんの役を明石家さんまさんが演じていました。まださんまさんが全国区で有名になる前の出演です。
さんまさんの辰吉ってどんな感じだったんでしょう。
その前に、佐藤健版と堺正章版では内容も多少違ってきます。上京して修行し、フランスへ渡って帰郷して天皇の料理番になるという大まかなストーリーは一緒ですが。
さんまさんの辰吉は、真面目な先輩見習いで設定は一緒です。さんまさんが真面目?って違和感があります。
堺さんとのアドリブでの掛け合いが面白かったようです。今の堺さんとさんまさんをみていると、なんとなく想像できますよね。となると、仕事は真面目だけど雰囲気は軽い感じだったのかな。
篤蔵がフランスにわたっても手紙をかいたり、友情は続いていたようです。
一方、柄本さんの辰吉は真面目で大人しい感じですよね。いい人なんですけど、内心自分の不器用さにコンプレックスあったり。篤蔵への嫉妬も理性で抑えているような。
デキる後輩を持つと不安になる気持ちわかります。不安になってる自分に嫌気がさしたりしますもん。
今回は、内緒で掛け持ちで仕事をしている篤蔵を不審に思った先輩から、篤蔵を見張るように命じられるらしいんです。
さんま辰吉ならうまくかわしそうですが、柄本辰吉は悩んでしまいそうじゃないですか。嫉妬の誘惑に負けて、篤蔵を窮地に追い込むとか。
だって、柄本さんの役づくりから不安にさせる要素が満載なんです。狙いなら、まんまと、といった感じです。友情を壊してほしくないな。
まとめ
今回、やはり辰吉は裏切ってしまうのか、見どころです。
もうひとつ、お兄さん周太郎の病気が発覚。ショックです。
周太郎役の鈴木亮平さん、健康そのものといった今までのイメージから一転、本当に病人みたい。今から胸が痛いです。