心霊ものの番組は少ないので貴重ですね。つくりものですか?やらせですか?と思いながらも興味はあるのです。

6月16日放送の【映っちゃった映像GP】(フジテレビ)では、妖怪の子供を出産したという女性へのインタビューがありました。

南米の話です。日本の妖怪とまた違って、南米になると、妖怪の名前を聞いたところでなかなかピンときません。

その妖怪、『ポンベロ』というそうです。『ポンベロ』とはどんな妖怪なんでしょう?

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南米の妖怪『ポンベロ』とは

2b4263c5-s出典:http://13shoejiu-the.blog.jp

ポンベロは、パラグアイの原住民族グアラニー族のグアラニー神話の中で、最も知られた妖怪です。

ポンベロ(ポンベーロEL POMBERO)とは、グアラニー語で夜の男という意味。

見た目は人間だが、醜くて背が低い。そのうえ小太りで肌の色は浅黒く、けむくじゃらの分厚い手をしている。夜にさまよい歩き、いたずらをする。

<能力>

  • 簡単に化けたり消えたりする。
  • 毛むくじゃらの手で触り、悪寒を感じさせたりする。
  • 鍵穴を通り抜けたり、狭い空間を滑り抜ける。
  • 4本足で走り、鳥の鳴き真似、特に夜行性の鳥の鳴き声をまねしたり、人間の口笛、動物の叫ぶ声、遠吠えのまねもする。

ポンベロは女好きである。特に女性が夏の夜に外で寝ていると(昔、パラグアイでは暑い日はよく外で寝ていた。)、毛むくじゃらの手で優しくなでて起こそうとする。時には眠っている間におそって妊娠させてしまい、ポンベロによく似た子供を産ませてしまうこともある。ポンベロは眠っている若い娘をさらい、十分堪能したあとに放ってしまう。そして娘は妊娠してしまうと言われている。

出典:http://www.tt.rim.or.jp

 

ポンベロ、曲者すぎる。お近づきになりたくない。と思ってしまいますが、いいこともあるようです。

”その家や動物、荷馬車や牛車など、いろいろなものを守ってくれる”とか。それには彼の好感を得ることが必要です。

たばこ、蜂蜜、さとうきびの蜜など、捧げものを家の後ろなどにおいてプレゼントをする。ポンベロが好意を示すと、守ってくれるし、果物や卵などお返しも置いていくそうです。(※南米の話です。)

放送内容

ポンベロの子を妊娠したというのは、南米の26歳既婚の女性でした。

ある日から、四六時中何者かの視線を感じるようになります。まるでストーカー。

夜中の金縛りを機に視線を感じなくなる。しばらくして、急にお腹が大きくなり出産。

夫は妻の浮気も疑いましたが、生まれた子をみて、ポンベロの子だと。体長わずか25cm、額には突起があったそうです。

ポンベロの子は生れてすぐ亡くなってしまいましたが、今でも夫婦で毎日お墓にお祈りを捧げているそうです。

切ないし、怖いし。

やっぱりポンベロ女好きよくない!